※画像はイメージです。肌の状態・感じ方には個人差があります。
きちんとケアしているのに、なぜか荒れる。治ってもまた同じ場所がくり返す——。肌荒れは「手入れが足りないから」とは限りません。肌荒れは、肌の表面を守るバリア機能が乱れて、刺激を受けやすくなった状態だと説明されます。ここでは主な原因の整理と、くり返す理由、そして防ぐための考え方をまとめます。
肌の表面(角層)は、水分をたもちながら外からの刺激を防ぐ「バリア機能」を担っています。乾燥や摩擦などでこの機能が乱れると、水分が逃げやすくなり、ちょっとした刺激にも反応しやすくなります。これが、かさつき・赤み・ヒリつき・ぶつぶつといった「肌荒れ」としてあらわれると説明されます。
つまり肌荒れは、多くの場合「刺激が増えた」か「守る力が弱った」か、その両方で起こります。原因を1つに決めつけず、心当たりを広く見ていくのが近道です。
肌荒れに関連して語られる原因は、大きく次のように分けられます。複数が重なっていることが多いのが実際です。
| 分類 | あてはまりやすい例 |
|---|---|
| 外からの刺激 | 乾燥(空気・エアコン)、紫外線、摩擦(洗いすぎ・こすりすぎ)、合わない化粧品、マスクのこすれ |
| 体の内側の変化 | 睡眠不足、疲れ・ストレス、ホルモンバランスの変化、胃腸の不調、栄養のかたより |
| 季節・環境 | 季節の変わり目の気温・湿度の変化、花粉などの付着 |
※一般に説明されている整理であり、診断ではありません。かゆみ・痛み・強い赤みをともなう場合は皮膚科でご相談ください。
肌荒れがくり返す背景には、荒れている間に、良かれと思ってした手入れが刺激になっていることがあります。たとえば、荒れが気になって洗う回数を増やす・こすってしまう・アルコールの強いものを重ねる、といった対応は、かえってバリア機能の回復を遅らせることがあると説明されます。
また、原因が生活習慣やホルモンの変化にある場合、スキンケアだけを変えても根っこが残るため、同じ場所がくり返しやすくなります。
次のような場合は、自己流を続けるより早めに相談したほうが確実です。
受診と並行して、刺激を減らし、守る力を支える方向でできることがあります。
スキンケアを選ぶとき、化粧品のほかに「肌あれ・あれ性」を防ぐ有効成分を配合した医薬部外品という区分もあります。どちらが上ということではなく、目的と表示できる範囲が違うだけです。肌が敏感に傾いているときは、成分表示を確認し、少量から試して合うかどうかを見ていくとよいでしょう。
肌荒れは、バリア機能が乱れて刺激を受けやすくなった状態です。原因は外的な刺激・体の内側の変化・季節などが重なって起こることが多く、「洗い方」「保湿」「生活の負荷」を同時に見直すのが再発を減らす近道です。強いかゆみや痛みがある、2週間ほどで改善しない、同じ場所をくり返す——そんなときは皮膚科に相談する段階だと考えてかまいません。
※本記事は一般に公開されている情報を編集部が整理したもので、医学的な診断や判断、特定商品の効果を保証するものではありません。症状が強い・長引く場合は皮膚科にご相談ください。感じ方には個人差があります。
個別の状態によって判断は変わります。具体的なことは医療機関でご確認ください。